たくさんのご応募ありがとうございました! |
「未来の私たちに向けて、今からできることを考えよう! 〜2050年も美しい地球を目指して〜」をテーマにことわざにしてください。 |
全国の小・中学生 |
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2023年6月24日(土)〜9月9日(土) |
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主催者・日本ことわざ文化学会・加盟企業で審査委員会を構成し、厳正なる審査の上、受賞作品を決定します。 |
2023年10月20日(金)(予定)プレスリリース、当協議会ホームページほか ※入選者には個別にご連絡します。 |
解説:日本ことわざ文化学会 ことわざを作るとき、どんな点に注意したらよいか、ポイントを4つに絞ってみました。 『いろはカルタ』でおなじみの「負けるが勝ち」とか「楽あれば苦あり」などは、聞くだけで、すぐに覚えられますね。リズム感があるからです。ことわざを作ってみたら、口調が気になることがありませんか。「木を植えて、次の世代に緑のたすきをわたす」は文章ですが、「木を植えて次の世代へ緑のたすき」と直せば、リズムがよくなり、ことわざらしくなります。改善するためには、声に出して読み、無くても意味が通じる言葉を削除するなど、工夫してみましょう。 「海のものとも山のものともつかぬ」(得体が知れない)のような長いことわざがあります。英語にはこれと同じ意味ですが、「魚でも肉でもない」という、もっと短いことわざが知られています。こちらの方がインパクトがありますね。「エコには国境がありません」は文章ですが、「エコに国境なし」とすれば、りっぱなことわざです。短いことわざ作りのポイントは、「てにをは」を省略したり、別の言葉に入れ替えてみることです。 「エコとわざコンクール」はポスターにも掲げられているように、「豊かで美しい地球を未来につなぐ」を目標としています。ことわざを作る前に、まず意味を考え、これまでのエコ活動の経験を振り返ってみます。 日本では「火事後の火の用心」、オランダ語圏では「子牛がおぼれてから、井戸をふさぐ」がありますが、環境問題で、手遅れになる前に準備をする、という意味のエコとわざを作ってみませんか。こうしてみんなの気持ちが「資源の回収・再利用 それが自然だ 当然だ」となればとてもいいですね。 ことわざには抽象的ではなく、具体的なイメージにつながる言葉を選んでください。古典のことわざ「鬼に金棒」(これ以上強いものはない)や「泣き面に蜂」(困っているのに、別の困りごとが起こる)などは、リアルなイメージを与えてくれます。ネパールの「5本の指もそれぞれ違う」の意味が人それぞれと知れば、すぐにピーンときますね。ことわざ作るとき、頭の中で主張したいことのイメージをまず思い浮かべると、説得力のあることわざが生まれます。 このように4つのポイントを参考にして、「エコとわざ」作りにチャレンジしてください。手法としては最初に古典のことわざを学び、それをもじったり(「瓢箪から駒」を「瓢箪からエコ」)、よく知られている歌詞を応用したり(「幸せなら手をたたこう」を「幸せならエコしよう」)、楽しみながら練習してください。時には世界のことわざにも注目すれば、発想が広がります。さあ、創意あふれる「エコとわざ」をたくさん作り、それを広め、地球がすべての生物にやさしい環境となるように努力しましょう。 (参考書『世界ことわざ比較辞典』岩波書店) |
たくさんのご応募ありがとうございました! |
●主催 エコ・ファースト推進協議会 ●後援 環境省 ●協力 全国小中学校環境教育研究会 ●審査・監修 日本ことわざ文化学会 ●お問い合わせ 『エコとわざ』コンクール事務局 052-957-3925 受付時間/平日10:00~17:00(12:00~13:00は除く) ※土・日・祝日、8月11日~15日は除きます。 ●メール ecotowaza@bcn.shinto-tsushin.co.jp |